INDOPEPSHYCHICSから紡がれた日本のエレクトロニック・ミュージックの一端 No.22「PROGRESSIVE FOrM showcase 2011&10th Anniversary@大阪~01:11/Fugenn&THE/Nyolfen~」

前回の連載21回目では「PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversary ~bajune tobeta + evala・Pawn・Indopepsychis~」とし、2011年6月26日(日)に恵比寿リキッドルームで開催し1,100人に迫る満員御礼で無事終了した公演「PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversary」と、そこに出演頂いたアーティストの中からagraph、mergrim、Riow Araiのアルバムに触れた後、PROGRESSIVE FOrMで2011年後半にリリースしたアルバム3枚、2011年8月12日リリース bajune tobeta + evala「white sonorant」PFCD26、2011年10月14日リリース Pawn「Tone Sketch」PFCD27、2011年11月11日リリース INDOPEPSYCHICS「INFINITE IN ALL DIRECTIONS」PFCD28までを紹介しました。

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このINDOPEPSYCHICS「INFINITE IN ALL DIRECTIONS」をリリースした2011年11月、当時ちょうどオープン1周年を迎えた渋谷WWW(2016年9月には1号店の上階に2号店「WWW X」もオープン)と話しをし、PROGRESSIVE FOrM的には「INFINITE IN ALL DIRECTIONS」、また8月にリリースした「white sonorant」のリリースも兼ねるように2011年11月17日に「WWW 1st Anniversary PROGRESSIVE FOrM showcase 2011」を開催しました。

2011年11月17日(木)

WWW 1st Anniversary『PROGRESSIVE FOrM showcase 2011』

出演者

Live:

evala -「white sonorant」Special Solo Set-

RADIQ(半野喜弘)

agraph

MimiCof

lycoriscoris

TAISHIN

Fugenn & The White Elephants

DJ: Ametsub

DJ Kensei -Indopepsychics Set-

 

 

 

エレクトロニック・ミュージックを中心に良質な作品を送り続けつつ今年設立10周年を迎え、6月の恵比寿LIQUID ROOMでの10周年公演では1,000名を越す動員を記録したPROGRESSIVE FOrMが、渋谷の人気ライブハウス<WWW>の1周年とタッグ、レーベル・ショーケースの開催が決定! 渋谷慶一郎とのユニットATAK Dance Hallでも話題の奇才サウンド・アーティストevalaは、Bajune Tobetaとのコラボレーション・アルバム 「white sonorant」 のスペシャル・ソロセットを披露。パリと東京を拠点にしつつ世界をフィールドにエレクトロニクス・ミュージックの最先端を疾走する音楽家・半野喜弘はRADIQ名義で初のWWW登場。

ベルリンを拠点に活動するMimiCofこと平野みどりは、待ちに待った待望の来日で最新アルバム 「RundSkipper」をプレイ。

最近では、中村弘ニ/フルカワミキ/田渕ひさ子との新バンドLAMAや、ミト(クラムボン)との2 ANIMEny DJ’Sを始め、大きな注目を浴びている牛尾憲輔によるagraphはスペシャルゲストで参戦。11月11日にmoph recordより1stアルバムをリリースするlycoriscorisは発売後最初のライブを披露。同じく11月11日リリース「INFINITE IN ALL DIRECTIONS」発売直後のDJ KenseiによるINDOPEPSYCHICSスペシャルセットが決定! 2ndアルバム 「The Nothings of The North」をはじめ近年非常に高い評価を得ているAmetsubはDJで参加。

WWWの強力なシステムFUNKTION-ONE+立体映像環境を元に、希代のプレイヤー達によるまたとないワンナイトが実現!

時間(開場/開演): 18:30/19:00

料金(Adv/Door):¥3,000/¥3,500(すべて税込/別途1ドリンクオーダー)

会場: WWW渋谷(東京)TEL.03-5458-7685 

http://www-shibuya.jp

主催・企画・制作:PROGRESSIVE FOrM

協力:cirque / BRIDGE INC. / noble / nothings66 / op.disc / port

WWW 1st Anniversary PROGRESSIVE FOrM showcase 2011

https://ja.ra.co/events/305185

※当時のプロフィール付き http://tyo-m.jp/archives/11235

このshowcase 2011からは良い機会なのでリコ君(lycoriscoris)のアルバムを♬

◆2011年11月11日リリース lycoriscoris「From Beyond The Horizon」(moph record – mcd-006)

https://www.discogs.com/ja/release/9817366-lycoriscoris-From-Beyond-The-Horizon

mergrim が見い出し、piana がvocal で参加した脅威の新人lycoriscoris(リコリスコリス)の1stアルバム。

その透明で瑞々しいメロディアスな音像は、Helios、mum、Ametsub、Kettel、FourTet 周辺が好きな人には堪らない作品。デジタル機材を使いながらもオーガニックで有機的な音作りを心がけ、感覚を喚起させる音楽をテーマに楽曲制作を行なう。リリース前から驚きの1st albumとすでに各所から称されるこの作品は、とにかくアルバムを通しての完成度が高い。

和音の美しさや音楽的な丁寧さがオーガニックに響くのであろう。聞く人の心を惹き付ける!

 

01. oar

02. from beyond the horizon

03. daydreamer feat.Piana

04. night train

05. undulations

06. pulseless

07. amenooto

08. don’t be afraid

09. shinonome

10. stillness

lycoriscoris “from beyond the horizon” (from “from beyond the horizon”)

lycoriscoris “amenooto” (from “from beyond the horizon”)

lycoriscorisはセンスも良く、トベタさん(Bajune Tobeta)プロデュースのAntônio Carlos Jobimトリビュート盤にも「Samba do Aviao」をJun Nishimura + lycoriscorisにて参加しています。

 

また11月17日の「WWW 1st Anniversary PROGRESSIVE FOrM showcase 2011」に続き、「PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversary」の大阪版を2011年11月27日(日)に開催。

https://ja.ra.co/events/313402

evalaさんは引き続き -「white sonorant」Special Solo Set-、DJ Kenseiは -Indopepsychics Set-。

DJのSepecial Guest!!!は、evalaさんが出るんだったら俺も行きたい!という流れになった渋谷慶一郎さん。

eaterら大阪組はともかく、今から思うと東京組が大半なので良く大阪で開催出来たなというこちらも内容の濃いイベントでした。

11月27日(日) at 鰻谷sunsui + Club STOMP(大阪・心斎橋)

Open/Start 15:00

PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversary 関西

【Live】AOKI takamasa、Ametsub、agraph、AUTORA、eater、evala、Inner Science、Jimanica Band Set、Joseph Nothing Orchestra、MimiCof(平野みどり)、RADIQ(半野喜弘)

【DJ】DJ Kensei and Sepecial Guest!!!(11/26/sat 00:00am発表)

2001年、青木孝允と高木正勝による伝説のユニットSILICOMのデビュー作「SILICOM」をリリース、以後半野喜弘やAmetsubらエレクトロニックミュージックを中心に良質な作品を送り出してきたレーベルPROGRESSIVE FOrMが設立10周年を迎えました。

本イベントは、6月26日に東京・恵比寿リキッドルームで開催された10周年イベントの関西編として鰻谷sunsui+CLubSTOMPにて開催します。

出演者は、PROGRESSIVE FOrMで作品を出してきた青木孝允、半野喜弘、Ametsub、eaterといったアーティスト達、初期PROGRESSIVE FOrMを共に主宰したDJ Kenseiに加え、レーベルの垣根を越え、agraph、AUTORA、Inner Science、Joseph Nothingをはじめとする多くのアーティストが参加、これまでの10年におけるエレクトロニックミュージックの一端を総括するとともに、現在、またこの先10年の音楽像をも垣間みる空間となります。他では観られない、最前線のアーティスト達が一同に介したイベントとなります。

 

Adv¥3,500 Door¥4,000

ローソンチケット 0570-084-005(Lコード:57312)http://l-tike.com

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:149-812)http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1139382

e+ http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002064825P0030001P0006

sunsuimart(チケットレス/手数料なし)http://www.sunsuimart.net/product/941

主催・制作: PROGRESSIVE FOrM / sunsui / cyo

企画: PROGRESSIVE FOrM

協力: BRIDGE INC. / cirque / commmons / HEADZ / music mine. / nothings66 / op.disc / Plain Music / port / Virgin Babylon Records

Info 鰻谷sunsui: 06-6243-3641 http://www.sunsui.net

Club STOMP: http://club-stomp.com

ここでは西村 尚美によるソロ・プロジェクトInner Scienceに触れたいと思います。

色々な現場で良く遭遇した人懐っこいタイプのInner Scienceこと、何故そう言ってたかは分からないけど、彼をチュー君、チュー君というニックネーム的に呼んでました(笑)

◆その彼が2011年1月19日にリリースしたのがinner science「elegant confections」。

https://www.discogs.com/ja/master/775138-Inner-Science-Elegant-Confections

 

Disc 1: original Version

01. Elegant Confection

02. Emphases

03. Inconstant Fict

04. Attract Each Other

05. Resonance Theory

06. Vent

07. Momentary Spread

08. Unravel A Knot

09. come along  

10. accept each other  

11. end of the beginning

Disc 2: Ambient Version

01. elegant confection タイトル曲でもあるオープニングトラックで、浮遊感あるバレアリック的な雰囲気で自然と体が動くテイスト。

11. end of the beginning これは野外活満天の星の元で聴くとめっちゃ気持ち良さそう。

 

そして年は2012年に移ります。

1)最初のリリースは2010年8月11日にリリースした「various artists Forma. 3.10」(本連載 No.19)以来コンピレーション・アルバムで2012年1月11日にリリースした「01:11(ワン・イレブン)」。

全曲視聴:https://progressiveform.bandcamp.com/album/various-artists-01-11-pfcd29

この「01:11」は2011年に開催した「PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversary」からの流れもあり、PROGRESSIVE FOrMでリリースを始めた2001年の<01>から、2011年の<11>までを総括したようなコンピレーションのイメージで、かつこれまでのコンピレーションは全てエクスクルーシヴの新曲だったんですが、敢えて既発曲から厳選してコンパイルした特別仕様盤。かつ01:11に合わせ、1月11日リリース。

この特別仕様盤というのは、2011年当時に出だしたクリア=透明のCDを使い、ジャケは特色シルバーで中央にPROGRESSIVE FOrMをエンボスで配置するという、シンプルだけど特徴的でニッチな雰囲気のジャケを僕がデザインしました。一見にしかず、こういう製品に仕上げました。

かつ、14曲と収録可能な約80分に近いボリュームにも関わらず、既発曲なので税抜1,500円という手に取りやすい価格。これはより多くの人に伝えたいという気持ちが強かったので、お買い得感を出そうと企画しました。

2001年のレーベル発足以降、2012年に設立11周年目を迎えるPROGRESSIVE FOrM、歴史を築いてきた希代の名曲群によりコンパイルされた初のレーベル・ベスト盤! 青木孝允の1stアルバム『SILICOM』に収録された「Kes.」、V.A.『Forma. 2.03』に収録されたAmetsubのデビュー曲「Sahsanoha」等現在では流通されていない傑作曲が柏大輔のリマスタリングで甦る。「どれから手をつければ良いだろう?」というビギナーのリスナーにも、エレクトロニック・ミュージックのマニアにも、電子音響の歴史を語る上で一家に1枚と言える内容!! 今までのファンにも、これからのファンにも必ず納得して頂ける素晴らしい仕上がりになりました!!!

非常にお求めやすいロープライス¥1,575.-!!!(当時の税込価格)

銀箔+シースルーディスクによる美しいアートワーク。

リマスタリングは柏大輔。

AOKI takamasa feat. Tujiko Noriko|Ametsub|RADIQ半野喜弘 feat. Damiana Terry|蓮沼執太|黒川良一|eater|徳井直|MimiCof Serph remix|Pleq Go-qualia remix|Caelum|Fugenn&TWE

 

1st Best album of japanese no.1 electronica lable PROGRESSIVE FOrM since 2001, include undistributed songs such as AOKI takamasa’s “kes.” from his 1st album “SILICOM” and Ametsub’s “Sahsanoha” from PROGRESSIVE FOrM’s 2nd compilation album “Forma. 2.03”.

https://www.discogs.com/ja/release/3368618-Various-0111

01. Ryoichi Kurokawa “Sea In You”

02. Ametsub “Lichen with Piano”

03. AOKI takamasa “Pipe Tale – Indigo Rose feat. Tujiko Noriko”

04. RADIQ aka Yoshihiro HANNO “Till The Dawn feat. Damiana Terry”

05. Shuta Hasunuma “Exchange Groove”

06. MimiCof “Pulled Up (Serph Remix)”

07. Nao Tokui “Pan Pacific”

08. Caelum “Kyrie (Exclusive Mix)”

09. Pleq “Good Night (Go-qualia Lucid Dreamin Non Rem Sleep Mix)”

10. 30506 “VVV”

11. Fugenn & The White Elephants “Narcissus”

12. eater “Schoolyard”

13. AOKI takamasa “Kes.”

14. Ametsub “Sahsanoha”

01. Ryoichi Kurokawa “Sea In You” [copynature/PFCD06/2003]

02. Ametsub “Lichen with Piano” [The Nothings of The North/PFCD18/2009]

03. AOKI takamasa “Pipe Tale – Indigo Rose feat. Tujiko Noriko” [indigo rose/PFCD05/2002]

04. RADIQ aka Yoshihiro HANNO “Till The Dawn feat. Damiana Terry” [Graffiti & Rude Boy 67’/PFCD12/2004]

05. Shuta Hasunuma “Exchange Groove” [Hooray/PFCD16/2007]

06. MimiCof “Pulled Up (Serph Remix)” [RundSkipper/PFCD25/2011]

07. Nao Tokui “Pan Pacific” [Mind The Gap/PFCD07/2003]

08. Caelum “Kyrie (Exclusive Mix)” [Forma. 3.10/PFCD21/2010]

09. Pleq “Good Night (Go-qualia Lucid Dreamin Non Rem Sleep Mix)” [Good Night Two/PFCD23/2011]

10. 30506 “VVV” [Forma. 1.02/PFCD03/2002]

11. Fugenn & The White Elephants “Narcissus” (an4rm/PFCD24_2011]

12. eater “Schoolyard” [sunn/PFCD14/2006]

13. AOKI takamasa “Kes.” [SILICOM/PFCD01/2001]

14. Ametsub “Sahsanoha” [Forma. 2.03/PFCD08/2003]

テイさん(TOWA TEI/テイ・トウワ)さんのマネジャーをしていた関係で1枚もPFのリリースが出来なかった2005年と、アンビエント作品1枚のみの2008年以外は、2001年から2011年までリリースしたアルバムの中からセレクトしています。

これについては実際聴いて頂ければそれなりにレーベルとしてどういう音像感を意識していたかを感じ取って頂けるのではないかと思います。

02. Ametsub “Lichen with Piano”

03. AOKI takamasa “Pipe Tale – Indigo Rose feat. Tujiko Noriko”

06. MimiCof “Pulled Up (Serph Remix)”

07. Nao Tokui “Pan Pacific”

11. Fugenn & The White Elephants “Narcissus”

12. eater “Schoolyard”

13. AOKI takamasa “Kes.”

14. Ametsub “Sahsanoha”

 

2)次のリリースはPROGRESSIVE FOrMのアルバム・リリースの中でも売り上げベスト5に入るアルバムになったリリース。

発売日: 2012年5月5日(土)

アーティスト: Fugenn & The White Elephants(フゲン・アンド・ザ・ホワイト・エレファンツ)

タイトル: Prays(プレイズ)

発売元: PROGRESSIVE FOrM

販売元: BRIDGE INC.

規格番号: PFCD30

価格: 定価¥2,100(税抜価格¥2,000)

収録曲数: 12曲

JAN: 4582237823370

全曲視聴:https://progressiveform.bandcamp.com/album/fugenn-the-white-elephants-prays-pfcd30

 

【収録曲】(全12曲59分)

01. Prays

02. Praying Hands

03. Snowstorm feat. yuanyuan

04. m’

05. Wing feat. Shintaro Aoki

06. Water Castle

07. Rebirth of The Wings

08. Purify

09. Dozens of Times

10. Magnolia feat. Ngatari

11. Mercy Flight

12. Greek

スマッシュ・ヒットしたこのアルバム「Prays」は何と言っても同名タイトル曲「Prays」から広がる世界観の広がりと併せ各曲の完成度とクオリティーの強固さだと思います。

まず楽曲「Prays」があり、そこから一緒に作っていった思い出深いアルバムでもあります。収録の12曲中10曲はFugenn君主導で進めつつ、途中僕もチェックしながら、場合により指示をし、それぞれに完成。あとの2曲、「03. Snowstorm feat. yuanyuan」と「10. Magnolia feat. Ngatari」はまさに一緒に進めていった楽曲です。

「03. Snowstorm feat. yuanyuan」については、本連載 No.19でも紹介した2010年8月リリースの「various artists / Forma. 3.10」にも参加してくれた宮本君率いるyuanyuanの弦楽器隊に弦の録音をお願いしたいと僕が思い、Fugenn君にベースとなるバックトラックを制作してもらい、宮本君とも相談しつつ、ある程度バックトラックが見えた段階で並行して宮本君が弦のスコアを書いてもらい、整ったところでyuanyuanのメンバーで三鷹で一軒家に住んでいた人の家で弦を録音、宮本君とも確認しながらFugenn君が楽曲に仕上げていった流れで完成した楽曲です。

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そして「10. Magnolia feat. Ngatari」については、何か1曲ボーカル曲が欲しいと僕が思い、色々洋楽を聴いていた中で見つけた曲で、2006年に結成されたアイスランド、レイキャビク出身のインディー/オルタナティブ・ロックバンド「Rökkurró」の楽曲「Magnolia」をFugenn君にベーシックトラックを用意してもらい、同じく本連載 No.19で紹介し、PROGRESSIVE FOrMでは2010年2月にアルバム「Nebular for Thirteen」をリリースした須山さんとジェシカによるNgatariに、ピアノとボーカルを録音して完成させたカバー曲です。但し現在YouTubeなどを見ると、Rökkurróの「Magnolia」は何故か全く見当たらないので、原曲とカバーversionの比較は出来ないのですが、Magnolia feat. Ngatariは私的に相当良い仕上がりになったのではないかと思っています。

 

M01, M02 and M07

Cello by Raphael Evangelista

M03 ※Snowstorm feat. yuanyuan

Strings Arranged By Kenji Miyamoto 

Harp by Yuko Tomonaga 

Violin by Tomotaka Tajimi 

Cello by Tomokazu Usui

M05 

Written, Produce, Performer and Arranged By Shuji Saito 

Written and Piano by Shintaro Aoki

M10 ※Magnolia feat. Ngatari

Lyrics By Marei Suyama and Koharu Tada

Written By Rökkurró 

Piano by Marei Suyama 

Vocal and Chorus by Jessica

Mastered By Daisuke Kashiwa

Artwork, Design by Bun

【作品紹介】

ボーズ・オブ・カナダにイメージされる叙情性も帯たなエレクトロニカから、Aphex Twinやオウテカを彷彿とさせる鋭利かつ最先端のビート・ミュージックまで、Warp Records直系のIDM/グリッチなどをベースに、メロディアスな上モノと細部まで緻密にエディットされた高速ビートを特徴とし、変幻自在にエレクトロニック・ミュージックを操る今最も期待されるアーティストによる2ndアルバム。チェロ等の生楽器を取り入れ独自のスタイルを探求した本作では混沌としたビートと美しいメロディーが調和をなした新たな世界観を確立、美しいメロディーと卓越したビートが織りなすメランコリック・ビーツとでも称すべきオリジナリティーに更なるソリッドな磨きがかかり、2011年の1stアルバム『an4rm』に続く、待望の傑作2ndアルバムがここに完成!タワーレコード主要店では脅威のロングセラーを継続中!

https://www.discogs.com/ja/release/3894788-Fugenn-The-White-Elephants-Prays

【プロフィール】

Fugenn & The White Elephants

Shuji Saitoによるソロプロジェクト。疾走感溢れるビートを得意とする次世代ビートメーカー。2004年よりトラックメーカー兼DJとして活動を開始。2008年よりFugenn & The White Elephants名義でSymbolic interactionやKoenParkのリミックス他国内外の多くのプロジェクトに参加、2011年2月10日発売となるPleq「Good Night Two」に参加する。そして同4月15日にPROGRESSIVE FOrMより待望の1stフルアルバム「an4rm」をリリース、「Narcissus」「Phonex」という2楽曲のPVと共に大きな好評と非常に高い評価を得ている。また8月にはYMOのカバーアルバム『YMO REWAKE』、2012年1月発売の『坂本龍一トリビュート』、また4月発売の『ジョビン・トリビュート』に楽曲を提供するなど、活動を幅を着実に広げ、更なる注目を集めている逸材である。4月22日にはSonarSound Tokyo 2012に出演。そして2012年5月5日、待望の2ndフルアルバム『Prays』をリリースする。

03. Snowstorm feat. yuanyuan

10. Magnolia feat. Ngatari

なお、Fugenn & The White Elephants、yuanyuan、Ngatariはトベタさん(Bajune Tobeta)がプロデュースした坂本龍一をリスペクトするアーティスト達による究極のトリビュート盤「Ryuichi Sakamoto Tribute」にも参加しています。

 

3)今回の連載22回目では最後に、「Prays」をリリースした5/5の約2ヶ月後、7/8にリリースしたNyolfenの3rdアルバム「Pulse」に触れて締めたいと思います。

発売日: 2012年7月8日(日)

アーティスト: Nyolfen(ニョルフェン)

タイトル: Pulse(パルス)

発売元: PROGRESSIVE FOrM

販売元: BRIDGE INC.

規格番号: PFCD31

価格: 定価¥2,100(税抜価格¥2,000)

収録曲数: 12曲

JAN: 4582237823387

全曲視聴:https://progressiveform.bandcamp.com/album/nyolfen-pulse-pfcd31

Nyolfen

都内を中心に2006年から本格的にライブ活動を開始。

ハードテクノ、テックハウス、ディープミニマル、さらにはエレクトロニカまで幅広い楽曲を制作。2009年、Sound&Recording誌のKen Ishiiリミックス・コンテストで佳作を受賞。2010年5月にDenryoku Labelから2ndアルバム『As the earth dances』をリリース、タワーレコード渋谷店J-Indiesランキングにチャートインし、大々的にコーナー展開が行われ一躍脚光を浴びる。2011年6月にはBunkai-Kei recordからコンセプトEP『fourpoles』をリリース、国内外で高い評価を得ており、今後の活躍が多いに期待される逸材。

そして2012年7月、待望の3rdアルバム『Pulse』をPROGRESSIVE FOrMよりリリース。

 

アーティストのGo-qualiaとクリエイティブ・ディレクターとしても活動するYakoの主宰によるエレクトロニカ/IDM/アンビエント等の楽曲を中心とした日本のオンライン・レーベル「Bunkai-Kei record」から2011年6月にリリースされたコンセプトEP『fourpoles』が注目を浴びたNyolfen。

きっちりしたダンス・サウンドをベースにキレあるトラックを制作するNyolfenをPROGRESSIVE FOrMに招きドロップしたのが3rdアルバム「Pulse」。

しっかりしたビート・センスに耳当たり良く感情に触れるコード・ワークとメロディー・センスが持ち味である意味当時の王道なエレクトロニック・サウンドの1つとも言える内容の整ったアルバムに仕上がりました。

https://www.discogs.com/ja/release/7775762-Nyolfen-Pulse

そしてアルバムの最後には、Nyolfenの先輩格とも言える「Bunkai-Kei record」のGo-qualiaに加え、Nyolfenも尊敬していたという青木君(AOKI takamasa)のリミックスを収録する事が出来、アルバムを強固なものとするのと共に華を添える事が出来ました。

01. Pulse

02. Req_Dance-E

03. Req_I

04. P_Exp

05. Interlude A

06. Just A Drop of The Day

07. P_Date

08. In Forest

09. Req_All

10. Interlude B

11. Pulse (Go-qualia 2-Stars Meet Again-Mix)

12. P_Date (AOKI takamasa Remix)

01. Pulse

09. Req_All

All Tracks Written, Performed, Arranged and Produced by Nyolfen

All Words Written by Nyolfen

Vocal and Chorus by 10Minimal

Except

M3 and M7

Voice by Nyolfen and 10Minimal

M11 Remixed by Go-qualia

M12 Remixed by AOKI takamasa

Mastered by Daisuke Kashiwa at Stellar Dialogue Studio

Design by Shunsuke Sugiyama

P_Date (AOKI takamasa Remix)

 

2026.0212.Thu nik c/o PROGRESSIVE FOrM

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この記事を書いた人

東京出身。PROGRESSIVE FOrMレーベル主宰/エージェントなど。
訪問した国は南北アメリカ大陸10カ国、ヨーロッパ8カ国、アジア圏3カ国。
1993年にDJ Kenseiと、1994年に土井さん(後のD.O.I. ※D.O.I.という書き方は僕が提案)と出会い、1995年に音楽プロデュースユニットINDOPEPSYCHICS(インドープサイキックス)結成。
1996年のキングギドラ「行方不明」のリミックスを皮切りに、SHAKKAZOMBIE「手のひらを太陽に〜ACROSS THE 20 MIX〜」他の多くのHip Hop作品から、Sunaga T Experience「Gemini IV / V Space Nova!」、UNKLE「THE KNOCK (INDOPEPSYCHICS REMIX)」などインスト作品なども幅広く手掛けつつ、2000年にPROGRESSIVE FOrMを立ち上げる。
DJ Kenseiとも繋がりが深かった京都のDJ Kazumaから新しい才能と京都外国語大学で活動していた青木 孝允(AOKI takamasa)と高木正勝によるユニット<SILICOM>と出会い、2001年にPROGRESSIVE FOrMよりAOKI takamasa 1stアルバム「SILICOM」とSILICOM「SILICOM」DVDをリリース。
2002年にはINDOPEPSYCHICSのHip Hopやビート主体の初期作品「Meckish / Nittioatta.Nittionio」とエレクトロニカなど後期作品をまとめた「Leiwand」をリリース。
移行、半野喜弘、杉本佳一によりVegpher、Fugenn & The White Elephantsなど才能溢れるアーティストの作品をリリース。
2002年6月にバルセロナsonarにてレーベル・ショーケース、11月に六本木ヒルズTHINK ZONEにて初のレーベル・イヴェント"Voyage"を開催。2003〜2004年にはDaisyworld Discsとイヴェント"audio forma"を開催、2004/2006年にsonarsound tokyoを共同開催。
2011年6月にレーベル10周年イベントを恵比寿LIQUIDROOMで開催し1000名を超える集客を記録。
そして2020年10月にレーベルとして100枚目のアルバムninomiya tatsuki『scat』PFCD100をリリース。
2024年9月18日に2000年代以降の電子音響を支えて来た1人と言えるTAEJI Sawai唯一のアルバム「AS PLANETARY DREAMS」PFCD112をリリース。


2004〜2008年はフルでTOWA TEIのマネージャーを担当。
2013〜2015年には「EMAF TOKYO」を主宰、ヤン富田、Fennesz、Carsten Nicolaiをはじめ数多くのアーティストを招聘。
細野晴臣氏のマネージャーを長く務められた故東氏が主催された「De La FANTASIA」ではcyclo.-Ryoji Ikeda+Carsten Nicolai-やTOWA TEI他をブッキング。
2014年12月のLIQUIDROOM公演でJamie xxを招聘、2015年9月にFenneszの代官山UNIT公演を主催。


Bajune Tobetaのエージェントとしても数多くの作品に関わり、2010年1月13日に発売されたのアルバム「Africna Mode」では多くの楽曲の制作をサポート、2015年の「TOKYO GALAXY」ではArto Lindsayをブッキング、2021年9月にリリースされたbajune Tobeta「すばらしい新世界 〜RELAX WORLD〜」ではChara、Mummy-D、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)、坂本龍一によるアントニオ・カルロス・ジョビンのトリビュート盤「CASA」で共演しジョビンのバックを務めていたモレレンバウン夫妻をブッキング。

目次