INDOPEPSHYCHICSから紡がれた日本のエレクトロニック・ミュージックの一端 No.24「2010~2011年にリリースされた必聴アルバム5選 [前編] ~Serph・haruka nakamura・pupa・world’s end girlfriend・大貫妙子&坂本龍一~」

前回の連載23回目では「Releases ~Tessei Tojo・MimiCof・Geskia!・mergrim & release party~」とし、2012年後半にリリースした2枚、10月13日リリースのTessei Tojo「My Little Beautiful」PFCD32と12月15日リリースのMimiCof「KotoLyra」PFCD33、そして2013年に入り、2月14日リリースのGeskia!「Silent Of Light」PFCD34と4月14日リリースのmergrim「Hyper Fleeting Vision」及び2013年の七夕7月7日の日曜日に開催した<mergrim “Hyper Fleeting Vision” release party>までを紹介しました。https://x.gd/ZPRHET

https://journal.bajune.com/2026/03/27/indopepshychicsから紡がれた日本のエレクトロニック・ミュ-2/

  

 

連載No.18~23と、開催した12のイベントと、PROGRESSIVE FOrMを中心とした36枚のアルバムに触れてきたので、今回は少し目線を外に向け、No.16と17の<2008~2009年にリリースされた必聴アルバム5選[後編]~[後編]>に続き、2010年~2011年にリリースされた特筆アルバムを独自視点で触れていきたいと思います。

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1)2010年7月9日リリース Serph「Vent」(Noble – CXCA-1271)

https://www.noble-label.net/catalog/?ja&code=CXCA-1271

おそらく2010年代、特に2015年くらいまでの時期にエレクトロニカ~エレクトロニック・ミュージックを通った方なら多くの方が何らかの形でそのアーティスト名や音楽に触れた事があるであろうアーティストSerph。

Serphは東京在住で当時20代の男性によるソロ・プロジェクト。

ピアノと作曲を始めてわずか3年で作り上げた1stアルバム「accidental tourist」を当時独特な存在感を示していたレーベルElegant Discから発表。

https://www.discogs.com/ja/label/201451-Elegant-Disc

https://www.discogs.com/ja/release/5383072-Serph-Accidental-Tourist

 

serph “solitary” music video

そのめまぐるしく展開するドラマティックな曲調とファンタジックな世界観、そしてジャズ/フュージョン/ブレイクビーツ/テクノ/プログレ/映画音楽など、いくつものカテゴリーを軽やかにスキップするユニークな作風は、「空想上の宅録ジャズ」と称され、耳の早いリスナーの間でにわかに注目を集める存在に。

そして翌2010年の7月9日、レーベルのnobleに移してリリースされたのがSerphの作品の中でも特に高く評価されロング・セラーを記録した2ndアルバム「Vent」。

https://www.discogs.com/ja/release/3611614-Serph-Vent

 

01. march

02. pen on stapler

03. feather

04. sleepwalker

05. mint

06. azul

07. silencio

08. flatland

09. snow

10. iceyedit

11. vent

12. planet

小気味良く弾むピチカートにジャジーなピアノ、愛らしくポップなシンセ・フレーズ、そして躍動する多彩なリズム。インスト音楽ながら歌以上に歌う抜群のメロディー・ラインと美しいハーモニーにはますます磨きがかかり、ダイナミックに七変化する展開力も更にスケール・アップ。

結果、この新作には、前作にも増して親しみやすいポップネスとより一層のオリジナリティが刻まれました。

タイトル『vent』は、advent、adventureと言った単語から取られたもの。新たな才能の到来を感じさせる、この愛らしい心躍るドリーム・ポップ・ミュージックは、架空の世界を旅するファンタジックでスペクタクルな「冒険旅行のためのサウンドトラック」とも言える内容。

オープニング・トラック M1「march」 代名詞のような素敵な曲だと思います。

M6「azul」 私観ですが、アルバムに起伏を持たせる為に考えて用意した楽曲のような気もします。

同名タイトル曲 M11「vent」

 

なおPROGRESSIVE FOrMでは1度だけSerphさんにリミックスをお願いさせて頂きました。

MimiCof – Pulled Up (Serph Remix)

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2)2010年7月17日リリース Haruka Nakamura「Twilight」(Kitchen. Label – AMIP-0005)

https://www.discogs.com/ja/release/23769614-Haruka-Nakamura-Twilight

Haruka Nakamura君は2010年頃にイベントでたまに会ったりと、一般的にはアコースティック・サウンドのイメージが強いのと同時に、2008年から始まった瀬葉君こと故・Nujabes氏との共同楽曲制作でも知られるように、ビート・ミュージックへの造詣もあったので軽やかな印象があります。

直接的には2度、本連載No.19で紹介した2010/8/22(Sun)にEATS and MEETS Cay (Spiral B1F/青山)で開催した「PROGRESSIVE FOrM presents New Sounds of Tokyo Vol.6」にkadan / haruka nakamuraで出演してもらった事と、2010年10月にリリースしたChisato Ohori「toanowa」PFCD22にコメントを寄せてくれました。

【haruka nakamuraによるコメント】とても久しぶりに再会した友人のような、暖かな音楽。聴いていて自然と笑みがこぼれた。共感と嬉しさで。 10曲目「akuruhi」が本当に素晴らしくて。この世界に光を与えてくれる。アルバムとしても1本の名作を観終えたような幸福感。いつまでも終わり無く、繰り返し聴いている。

「toanowa」PFCD22 https://www.discogs.com/ja/release/3258139-Chisato-Ohori-Toanowa

  

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◆彼の最初の作品は、haruka nakamuraの初期プロジェクト「nica」による2006年制作の幻のデモアルバム「melodica」。幼馴染のtoshiaki hamadaとの共作で、郷愁的な旋律と独創的なビートが融合した10曲が収録され、2023年に待望の正式リリースとアナログ化。

Spincoaster (スピンコースター) -...
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◆次に<Akira Kosemura + Haruka Nakamura>として小瀬村さんのレーベルScholeより2007年にリリースされたスプリット・アルバム「Afterglow」(SCH-002) でその名が知られるように。

https://www.discogs.com/ja/release/1585174-Akira-Kosemura-Haruka-Nakamura-Afterglow

◆2008年に同じくScholeからリリースした自身名義での1stアルバムであり初期を代表するアルバムとしても知られる「grace」をリリース。

https://www.discogs.com/ja/master/1333439-Haruka-Nakamura-Grace

 

haruka nakamura – grace LP (2018) [Full]

◆2009年には9人編成のKadanにて、城さんのno.9でもお馴染みのLiquid Note Recordsよりアルバム「Casa」をリリース。https://www.discogs.com/ja/release/10177864-Kadan-Casa

CASA (7inch Version)

◆そして2010年7月17日、シンガポールを拠点に美しい作品群を送り出していた注目レーベルのKitchen. Labelより、自身名義でリリースしたのが「優美なエレクトロニカ~アンビエント~ポスト・クラシカル」として傑作の呼び声も高い2ndアルバムの「Twilight」。

https://www.discogs.com/ja/release/23769614-Haruka-Nakamura-Twilight

Kitchen. Label https://www.discogs.com/ja/label/761576-Kitchen-Label

01. 夕べの祈り

02. harmonie du soir

03. 彼方

04. 窓辺

05. memoria

06. ベランダにて

07. faraway

08. 光景

09. dialogo

10. 音楽のある風景

11. twilight

12. カーテンコール

13. The Light

 

 

『陽が沈んでから夜が来るまでの淡く美しい、その時間へ捧げる』という冒頭のharuka nakamuraの言葉のように、本作は、太陽が水平線へとゆっくり沈む夕暮れ時の光景に捧げられた作品。ARAKI Shinやakira uchidaによるドリーミーなサックス、isao saitoの繊細なパーカッション、そして透明で暖かな歌声のApril Lee(ASPIDISTRAFLY)、優しくアーシーな歌声のJanis Crunch といった個性的な女性ボーカルが、haruka nakamuraの静謐なタッチのピアノやギターと出会っては、過ぎ去っていく。徐々に消えゆく太陽の光やそれに伴う空の色の移り変わりなど、夕暮れ時が醸し出す儚くメランコリックな空気感を、繊細な音とテクスチャーのヴァリエーションにより、とても丁寧に、とてもおだやかに表現した音の風景。

haruka nakamura – harmonie du soir Official Video

twilight 個人的な意見だけど、haruka君の音には優しい説得力が胸に刺さる感触を覚えます。

 

haruka nakamura 音楽家/青森出身

15歳で音楽をするため上京。2008年1stアルバム「grace」を発表。それまで主にギターを弾いていたが、2ndアルバム「twilight」以降、ピアノを主体に音楽を作るようになる。ミュート・ピアノソロアルバム「スティルライフ」「Nujabes Pray Reflections」など、いくつかのオリジナル・アルバムを発表。THE NORTH FACEとのコラボレーションで原宿の新店舗ビルSphereのために四季を通じて四枚のアルバムをリリースするシリーズ「Light years」はカセットテープでリリースするなど話題に。初期作品からほぼ全てのアルバムが時を経ても要望がありアナログレコード化され再発売を続けている。

2020年より自主レーベル「灯台」を立ち上げ、「灯台通信」で手紙のように自身の言葉を伝える発信を行う。

北海道の馬だけが取り残された島「ユルリ島」とのMVや、ナチュラルワイン「BEAU PAYSAGE」とのワイン、画家ミロコマチコとのライブペインティング、ミナペルホネンのコレクション映像の音楽、写真家・川内倫子とのコラボレーションライブなど多岐に渡る。
杉本博司「江之浦測候所オープニング特別映像」などの映像音楽を手掛け、NHK「ひきこもり先生」Hulu「息をひそめて」TVドキュメンタリー「安藤忠雄・次世代へ告ぐ」TVアニメ「TRIGUN STANPEDE」任天堂「どうぶつの森」など、ドラマ、映画、CMなどの音楽を担当。
長い間、旅をしながら音楽を続けていたが、2021年より故郷・北国に帰り音楽をすることにした。

Haruka Nakamura – Twilight (2010) [Full Album]

 

3)2010年7月28日リリース pupa「dreaming pupa」(Virgin – TOCT-26960)

https://www.discogs.com/ja/release/5864526-pupa-Dreaming-Pupa

連載No.16「2008~2009年にリリースされた必聴アルバム5選 [前編] ~Calm・pupa・小瀬村晶・AOKI takamasa・Bajune Tobeta~」でも触れさせて頂いた幸宏さん率いるpupaの2ndにして結果締め括りとなったアルバム。

pupa https://ja.wikipedia.org/wiki/Pupa_(バンド)
https://www.discogs.com/ja/artist/3904536-pupa-2

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2007年夏にご存じ高橋幸宏氏の呼びかけによりメンバーが集結。
メンバーは高橋幸宏、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦とファミリーのような感じですね。
ソロ・アーティストでもあるマルチ弦楽器奏者の高田漣さんは細野さんのバンドメンバーでもあり、権藤知彦さんはSKETCH SHOWからHAS~HASYMOとずっとライブを含めサポート・メンバーとして活動されていたので、馴染みの面々で幸宏さんがバンドをされたかったのでしょう。

バンド名の由来は幸宏さんが愛するフライ・フィッシングの用語で蛹(さなぎ)。
衣装のコンセプトは「トラッド×ミリタリー」、幸宏さんが全メンバーの衣装をデザイン。
男性陣の衣装はファッション・ブランド「ソーイ」、原田知世さんの衣装はエドツワキが製作。

後に繋がる<Metafive>を示唆するかのようなオープニング・トラック「Meta」。

 

01. Meta

02. Changing Skies

03. Azalea~五月の光・君のいない道~

04. Mr.Epigone

05. dreaming pupa~夢見る僕ら~

06. Current

07. Circadian Rhythm

08. Your Favorite Pain

09. All It Takes

10. If

11. Away Into Yesterday

12. Dun

13. Let’s,Let’s Dance

14. Kaleidoscope Waltz

pupa – dreaming pupa ~夢見る僕ら~

2007年夏、高橋幸宏の新バンド構想の呼びかけにより、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦の計6人で結成。2008年7月デビュー・アルバム『floating pupa』をリリース。多くのミュージシャンや音楽ファンの間で作品が支持され、口コミでも話題を呼ぶ。第一回CDショップ大賞も受賞。

Anywhere / pupa (World Happiness 2009)

https://www.youtube.com/watch?v=OzGtWryw5qQ

高橋幸宏率いるスーパー・バンド的6人組のセカンド「dreaming pupa」。

高橋幸宏、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦の6人がそれぞれ優秀な作家であり、ヴォーカリストであり、演奏者であり、プロデューサーであることはもちろんのこと、この6人だからこそ生まれるpupaだけの新しい音楽への探究心がギュッと詰め込まれた、フィジカルでエモーショナルでハーモニックな楽曲が詰まったアルバム。しっとりしたフォーキーな曲やラジカルなファンク・チューンを中心に、多彩な曲が揃った。幸宏と原田知世が交互にヴォーカルを取るスタイルの曲が多く、各人の個性もよく出ていて、バンド感が強まった印象の充実作。

原田知世 – voice @ TAICOCLUB’09 KAWASAKI

Changing Skies

 

4)2010年9月14日リリース World’s End Girlfriend「Seven Idiots」(Virgin Babylon Records – VBR-001) https://www.discogs.com/ja/master/325305-Worlds-End-Girlfriend-Seven-Idiots

ご存知現在も大きな活躍を見せる前田(勝彦)君によるソロユニットworld’s end girlfriend(ワールズ・エンド・ガールフレンド)、略称「WEG」。

本連載ではNo.12でnobleレーベルを紹介した際、2001年リリースのWorld’s End Girlfriend「Farewell Kingdom」と、2005年リリースのWorld’s End Girlfriendのアルバム「The Lie Lay Land」に軽く触れました。

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ここで改めてWEGの変遷を辿ってみたいと思います。

そしたら何と妙な?!繋がりを発見!

◆2000年10月16日にリリースされたWorld’s End Girlfriendの1stアルバム「Ending Story」(FRD-CD012) はF.R.D Recordというレーベル。

https://www.discogs.com/ja/release/545793-Worlds-End-Girlfriend-Ending-Story

F.R.D Recordって知らないなぁ、ただクレジットを見ると何と!A&R – Yoshihiro Hanno、半野さん!!

とF.R.D Recordのdiscogsを見ると、トウヤマタケオさんにEaterも!

そしてサブレーベルとしてCurrent Electro、Currentって半野さんが関わっていたレーベル。

そこでF.R.D RecordのHPを見ると「fukuda studio」と記憶の遥か彼方だけど確実に知っているスタジオ名。

http://frdrecord.com/#

すると間所義和、あぁ~間所さんか、繋がった(笑)

  • 1987年 フクダスタジオを設立。
  • 1992年 HIPHOPユニット「NEWS FROM STREET CONNECTION」にギタリスト兼エンジニアとして参加。FRDRECORDを立ち上げる。
  • 1995年 キングレコードより「NEWS FROM STREET CONNECTION」でメジャーデビュー。
  • 半野 喜弘等、数々のセッションを経て1997年 GATE IN THE AIR 名儀で、「one(FRD-CDOO2)」をリリース。同時にfrd record 内にレーベル”current”を設立。現在まで19枚を発表。
  • 2010年 RADIQ SEPTET 2ND「HEAVY RADIQ」にギタリスト、エンジニアとして参加。RADIQ SEPTET 幕張サマーソニックに参加。

Yo!Hanno(半野喜弘)さんがラップを中心としてメジャーデビューした「NEWS FROM STREET CONNECTION」。間所さんはそこに参加、僕も半野さん絡みで関西を訪れた際は何度かお会いしたギタリスト兼エンジニアなどの間所さん!

https://90s-hiphop.com/nfsc_secret

 

World’s End Girlfriend、2001年から2005年はnobleで3枚のアルバム。

◆2001年11月25日リリース World’s End Girlfriend「Farewell Kingdom」(Midi Creative /Noble – CXCA-1089)

https://www.discogs.com/ja/release/148423-Worlds-End-Girlfriend-Farewell-Kingdom

◆2002年12月5日リリース World’s End Girlfriend「Dream’s End Come」(Noble – CXCA-1118)

https://www.discogs.com/ja/release/110224-Worlds-End-Girlfriend-Dreams-End-Come-True

◆2005年2月25日リリース World’s End Girlfriend「The Lie Lay Land」(Noble – CXCA-1160)

https://www.discogs.com/ja/release/416999-Worlds-End-Girlfriend-The-Lie-Lay-Land

  

2005年から2009年はHuman Highway Recordsから。

◆2007年3月23日リリース World’s End Girlfriend「Hurtbreak Wonderland」(Human Highway – HHR 42)

https://www.discogs.com/ja/release/936706-Worlds-End-Girlfriend-Hurtbreak-Wonderland

◆2007年11月9日リリース World’s End Girlfriend「Enchanted Landscape Escape」(Human Highway – HHR47)

https://www.discogs.com/ja/release/1703784-Worlds-End-Girlfriend-Enchanted-Landscape-Escape

◆2009年9月25日リリース World’s End Girlfriend「空気人形 (Air Doll)」(Human Highway – HHR48)

https://www.discogs.com/ja/release/1945934-Worlds-End-Girlfriend-空気人形-Air-Doll

  

※Human Highway なおポストロックバンドMONOとのコラボレーション作品は外しています。

https://www.discogs.com/ja/label/28351-Human-Highway

そして2010年7月14日にmatryoshka、about tess、夢中夢、Ryoma Maeda (aka milch of source)というラインナップを率いて自身の「Virgin Babylon Recordsを設立、そのレーベル第一弾としてリリースしたのがWorld’s End Girlfriend「セヴン・イディオッツ」。ワールズ・エンド・ガールフレンド(WEG)にとっては6枚目のオリジナル・アルバムで、Wonderland Falling Yesterday名義の作品やMONOとのコラボレーション・アルバム、映画のサウンドトラックなどを加えると通算9枚目のアルバムとなる、とされてます。

http://www.virgin-babylon-records.com

◆2010年9月14日リリース World’s End Girlfriend「Seven Idiots」(Virgin Babylon Records – VBR-001)

https://www.discogs.com/ja/release/2455270-Worlds-End-Girlfriend-Seven-Idiots

エレクトロニカやポストロックを基調とした緻密なサウンドが特徴の代表作で、2010年代のworld’s end girlfriendを象徴する作品としても高く評価されているアルバム「Seven Idiots」。

 

01. The Divine Comedy Reverse

02. Les Enfants du Paradis

03. TEEN AGE ZIGGY

04. DECALOGUE minus 8

05. ULYSSES GAZER

06. Helter Skelter Cha-Cha-Cha

07. GALAXY KID 666

08. Bohemian Purgatory Part.1

09. Bohemian Purgatory Part.2

10. Bohemian Purgatory Part.3

11. Der Spiegel im Spiegel im Spiegel

12. The Offering Inferno

13. unfinished finale shed

world’s end girlfriend – Les Enfants du Paradis (MUSIC VIDEO) from”SEVEN IDIOTS”

今作は特殊な作曲方法で制作が進められた、最初にAメロ/Bメロ/サビという一般的な形式の唄ものを作曲し、その後、ヴォーカルパートを完全に消去し残されたトラックに徹底的な破壊と構築、交配を繰り返し施し練り作り上げられた。異様な緻密さの打ち込み(プログラミング)、美しきストリングス、フリーキーなサックス、カラフルなギター、幾千幾万の音が渾然一体となり鳴り響く。

そこに現れるのは破壊と構築、愛と間違いに満ち満ちた異形のポップミュージック・アルバム。

World’s End Girlfriend – Galaxy Kid 666

World’s End Girlfriend – Bohemian Purgatory, Pt. 1

World’s End Girlfriend – Seven Idiots [Full Album]

 

5)2010年11月10日リリース Taeko Onuki & Ryuichi Sakamoto「Utau」(Commmons – RZCM-46626)

https://www.discogs.com/ja/release/4727362-Taeko-Onuki-Ryuichi-Sakamoto-Utau

多くの方が聴かれていると思いますが「もう暫く遠ざかっているなぁ」という方もいらっしゃると思うので、この機械にまたその世界観にそれぞれに触れてみるのも良いのではと陰ながらのファンの1人として思います。

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大貫妙子が唄う坂本龍一。

1970年代前半の出会いから数多くの共作・共演を経てそれぞれ独自 の音楽世界を確立してきた朋友、坂本龍一と大貫妙子。

坂本龍一の楽曲に大貫妙子が言葉を紡ぎ唄うALBUM「UTAU(うたう)」。

Bibo no Aozora

【disc 1】
01. 美貌の青空(Bibo no Aozora)
02. Tango
03. 3びきのくま(Sambiki no Kuma)
04. 赤とんぼ(Aka Tombo)
05. 夏色の服(Natsuiro no Fuku)
06. Antinomy
07. Flower
08. 鉄道員(Poppoya)
09. a life
10. 四季(Shiki)
11. 風の道(Kaze no Michi)

【disc 2】(Instrumentals)
01. 美貌の青空(Bibo no Aozora)
02. Tango
03. koko
04. 赤とんぼ(Aka Tombo)
05. 夏色の服(Natsuiro no Fuku)
06. Lost theme – Femme Fatale
07. A flower is not a flower
08. Aqua
09. Geimori

Produced by 坂本龍一 & 大貫妙子

Vocal: 大貫妙子
Piano, Celesta & Rhodes: 坂本龍一

大貫妙子 Taeko Onuki
A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO UTAU - 大貫妙子 Taeko Onuki 【disc 1】 01. 美貌の青空(Bibo no Aozora) 02. Tango 03. 3びきのくま(Sambiki no Kuma) 04. 赤とんぼ(Aka Tombo) 05. 夏色の服(Natsuiro […]

Tango

大貫妙子さんインタビュー「坂本龍一とのコラボ作『UTAU』を振り返る。ふたりの特別な関係性を感じさせる演奏の秘密」https://www.cinra.net/article/202407-utau_ymmts

大貫妙子&坂本龍一 / 3びきのくま

 

2026.0226.Thu nik c/o PROGRESSIVE FOrM

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この記事を書いた人

東京出身。PROGRESSIVE FOrMレーベル主宰/エージェントなど。
訪問した国は南北アメリカ大陸10カ国、ヨーロッパ8カ国、アジア圏3カ国。
1993年にDJ Kenseiと、1994年に土井さん(後のD.O.I. ※D.O.I.という書き方は僕が提案)と出会い、1995年に音楽プロデュースユニットINDOPEPSYCHICS(インドープサイキックス)結成。
1996年のキングギドラ「行方不明」のリミックスを皮切りに、SHAKKAZOMBIE「手のひらを太陽に〜ACROSS THE 20 MIX〜」他の多くのHip Hop作品から、Sunaga T Experience「Gemini IV / V Space Nova!」、UNKLE「THE KNOCK (INDOPEPSYCHICS REMIX)」などインスト作品なども幅広く手掛けつつ、2000年にPROGRESSIVE FOrMを立ち上げる。
DJ Kenseiとも繋がりが深かった京都のDJ Kazumaから新しい才能と京都外国語大学で活動していた青木 孝允(AOKI takamasa)と高木正勝によるユニット<SILICOM>と出会い、2001年にPROGRESSIVE FOrMよりAOKI takamasa 1stアルバム「SILICOM」とSILICOM「SILICOM」DVDをリリース。
2002年にはINDOPEPSYCHICSのHip Hopやビート主体の初期作品「Meckish / Nittioatta.Nittionio」とエレクトロニカなど後期作品をまとめた「Leiwand」をリリース。
移行、半野喜弘、杉本佳一によりVegpher、Fugenn & The White Elephantsなど才能溢れるアーティストの作品をリリース。
2002年6月にバルセロナsonarにてレーベル・ショーケース、11月に六本木ヒルズTHINK ZONEにて初のレーベル・イヴェント"Voyage"を開催。2003〜2004年にはDaisyworld Discsとイヴェント"audio forma"を開催、2004/2006年にsonarsound tokyoを共同開催。
2011年6月にレーベル10周年イベントを恵比寿LIQUIDROOMで開催し1000名を超える集客を記録。
そして2020年10月にレーベルとして100枚目のアルバムninomiya tatsuki『scat』PFCD100をリリース。
2024年9月18日に2000年代以降の電子音響を支えて来た1人と言えるTAEJI Sawai唯一のアルバム「AS PLANETARY DREAMS」PFCD112をリリース。


2004〜2008年はフルでTOWA TEIのマネージャーを担当。
2013〜2015年には「EMAF TOKYO」を主宰、ヤン富田、Fennesz、Carsten Nicolaiをはじめ数多くのアーティストを招聘。
細野晴臣氏のマネージャーを長く務められた故東氏が主催された「De La FANTASIA」ではcyclo.-Ryoji Ikeda+Carsten Nicolai-やTOWA TEI他をブッキング。
2014年12月のLIQUIDROOM公演でJamie xxを招聘、2015年9月にFenneszの代官山UNIT公演を主催。


Bajune Tobetaのエージェントとしても数多くの作品に関わり、2010年1月13日に発売されたのアルバム「Africna Mode」では多くの楽曲の制作をサポート、2015年の「TOKYO GALAXY」ではArto Lindsayをブッキング、2021年9月にリリースされたbajune Tobeta「すばらしい新世界 〜RELAX WORLD〜」ではChara、Mummy-D、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)、坂本龍一によるアントニオ・カルロス・ジョビンのトリビュート盤「CASA」で共演しジョビンのバックを務めていたモレレンバウン夫妻をブッキング。

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